第4回特別展 (平成15年7月19日~9月7日まで) |
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展示内容 今回の展示の目標のひとつに、あたらしい来館者の層を広げたい、という思いがあります。以前から、社会科や歴史にあまり興味のない方々の中には、「幕末と明治の博物館」という名称によって、いっそう固いイメージをお持ちの方もいらっしゃる、という感覚が心にひっかかっていました。そんな方々に「行ってみたいな」と興味を感じていただける展示を今年はしてみたい…そう思っておりました。
板絵:
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展示概要 今回、展示会場は新館エントランスホール、別館企画展示室1・2の2ヶ所に分散いたしました
と大きくわけて4つに展示しました。 |
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展示を終えて 今回の展示は、当初の目標どおり客層のリニューアルに成功した、ということが嬉しい成果です。 しかし、反省点もあります。歴史を説明する常設展示から、急に美術展示に移行するという展示内容の変化、また歴史博物館の性格上、工作教室を実施したことによりお子さんたちに「歴史」と「美術」の混同があったのではないか、という心配も残りました。また、教育普及の立場で考えてみると、力不足の点があります。この経験を活かし、改善に挑戦していくことが、今後の新たな目標となります。 博物館は学ぶ場所であると共に、新しい発見や感動がみつけられる場所です。このことを忘れず、また、当館でしか出来ないオリジナル性を大切にしていくよう心がけながら、今後も有意義な展示を、試行錯誤をしながらみつけていきます。いろいろと「新しい挑戦」をしながら、当館ならではの理想的な展示を目指していきます。 最後になりましたが、今回の展示構想に快くつきあってくださり、すばらしい作品の数々で人々の心を魅了した深作修一氏に、感謝の言葉を申し上げます。
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