当博物館は、平成24年に再建した聖像殿、平成9年に増築した新館(エントランスホール、映像ホール、総合展示室)、昭和7年に建築した別館(第1~4展示室)があります。 見学は、平屋建てのため、順路にそってスムーズに移動できます。展示作品は「近代日本の夜明け」を学びながら、幕末維新の志士たちの息づかい、体温が伝わってきます。
[エントランスホール]
ご来館のみなさまを最初に迎える、高い天井と列柱に囲まれた明るい空間です。初期の国産洋式軍艦として、幕末に水戸藩が建造した帆船「旭日丸」の推定模型を、シンボリックに展示しています。
主な展示作品: 推定模型「旭日丸」
[映像ホール]
最新の音響・映像設備で、オーディオ・ビジュアル版「幕末と明治の青春群像」をお楽しみいただけます。
[総合展示室]
「桜田門外襲撃図」など当館収蔵の代表的作品の展示のほか、ジオラマや、パソコンを使ったデータベースなどを展開しています。幕末から明治期への「歴史の潮流」「人物像」がわかりやすく解説されており、別館の展示品鑑賞におけるご理解が一層深まることでしょう。
[聖像殿]
中央には明治天皇の等身大銅像が安置され、背後には木村武山筆「神武天皇御肖像」が掲げられています。
[第1展示室]
明治・大正・昭和天皇や皇族ゆかりの御品を展示しています。
[第2展示室]
幕末・明治期の志士・先人達の書や日本画を展示しています。
[第3展示室](企画展示室1)
絵画などの美術工芸品を展示しています。
[第4展示室](企画展示室2)
近代の教育資料や、昔の大洗を物語る品々を展示しています。